「NHK人物録」に、女優、和久井映見さんが特集されています。
2002年に放送されましたドラマ「抱きしめたい」は、私の著書「私はもう逃げない-自閉症の弟から教えられたこと-」(講談社)を原作にしていただたものです。
和久井映見さんが私の役ということになります。大変光栄で、恐縮です。
また、弟の役を演じた加瀬亮さんは、弟が入所する施設に泊まり込んで役作りをしてくださり、専門家が観ても、本当に自閉の方が演じているのだと信じるほどに、弟をコピーしてくださいました。
私は、この本を書き、自分と向き合い、その作業は辛いものではありましたが、書くことで、そしてドラマにしていただたことで、劣等感の塊だった私は、少しは乗り越え、自信を持つことができ、だから今があるのだと思っています。
あの時、勇気を出して本にしてよかった。そして、ドラマにしていただいて、幸せでした。
本は、まだ購入出来るのかもしれません。
また、中古で少し売っているようですね。
古い本ですのに、ありがたいことです。
あらためて、弟に、家族に感謝の気持ちで過ごしております。
0コメント